キャンプファイヤーの薪の組み方
キャンプファイヤーといえば、キャンプの大きな楽しみのひとつ。
準備に手間がかかる分、大きく燃える炎を眺めたときの満足感は格別ですね。
このページで、薪の基本的な組み方を覚えて、思い出に残るステキなキャンプファイヤーを楽しんでください!
【組み方1・井桁型】初心者におすすめ!オーソドックスな組み方
出典:LOGOS
まずは、キャンプファイヤーの薪の組み方としてもっともオーソドックスな組み方である「井桁型」の組み方をご紹介します。
名前の通り、木を縦横に組んで漢字の「井」の形に組んでいきます。
構造全体が燃えるため、火力が強く、大きな火柱ができるのが特徴。
ただし、その分、燃え尽きるのも早いので、短時間で利用したいときに向いています。
崩れやすいので、下段の薪にはあらかじめ水をかけておき燃えないようにすることと、上にいくほど細い薪を使って狭く組んでいくことがポイントです。
井桁型の組み方
①水に浸して燃えにくくした太い薪を、縦2本・横2本で「井」の形を作るように交互に置く。これを3段分作る。
※脇に小石を添えて、転がりにくくしておくとより安全です。
②下段よりも細めの薪を4~6段重ねる。
③こうしてできた枠組みの中に小枝を入れていく。さらに、新聞紙を直径15~20cmほどに丸めたものをのせて、上から小枝や木の皮を入れる。
井桁型のメリット
・火柱が大きいので、迫力のあるキャンプファイヤーが楽しめる
・組みやすいので、初心者向け
井桁型のデメリット
・崩れやすい
・短時間で燃え尽きてしまう
「井桁型」の変形として、下3段を90度ずつずらして八角形に組み、上段を井桁で組むという方法もあります。
【組み方2・合掌型・開き傘】ゆったりと長い時間、焚き火が楽しめる!
出典:LOGOS
薪を縦に組む部分が少なく、一気に火が回らないようにした組み方が「合掌型・開き傘」。
かまどや囲炉裏にも用いられている組み方で、組んだ後の形が開いた傘のような形に見えることからこう呼ばれています。
中心には細かい枝を置き、そこへ放射状に薪を低く立てかけていきます。
火柱は小さ目ですが、燃焼効率が良く、また、火力の調節がしやすいため、キャンプファイヤーを長時間楽しみたいときに向いています。
合掌型・開き傘の組み方
①中央に小枝や枯葉、木の皮などを山状になるように置く。
②小枝の山に低く立てかけるように薪を放射線状に並べていく。
合掌型・開き傘のメリット
・長時間、火が燃え続ける
・火力の調節がしやすい
合掌型・開き傘のデメリット
・迫力のあるキャンプファイヤーには不向き
合掌型・開き傘の変形としては薪の本数を3~5本まで減らしてよりシンプルにした「インディアンスタイル」があり、こちらは調理にも向いています。
【組み方3・合掌型・閉じ傘】キャンプファイヤーらしさNo.1!
出典:LOGOS
先に細かい薪を積んでおき、その上に太い薪を放射状に並べて積んでいく方法です。
火柱が高く上がり、見栄えの良いキャンプファイヤーになります。
外周になるほど大きな薪を使い、細長く高く形作っていくのがポイント。
空気の流れが良いため着火が早いのですが、「井桁型」と同様、短時間しか持ちません。
着火用の火口を開けておくのを忘れないようにしましょう。
合掌型・閉じ傘の組み方
①中央に小枝や枯葉、木の皮などを山状になるように置く。
②細い薪を小枝の山に立てかけるように放射線状に並べていく。
※開き傘のように低くつくらないこと。円錐形をイメージして立てかけていきます。
③中くらいの太さの薪、太い薪と、外周になるにつれて太い薪を使って立てかけていく。
合掌型・閉じ傘のメリット
・キャンプファイヤーらしい見栄えの良い火柱ができる
・着火が早い
合掌型・閉じ傘のデメリット
・崩れやすい
・短時間で燃え尽きてしまう
************************
【新潟コテージ&キャンプ】ネイチャーランド椎谷
http://www.natureland-shiiya.com
海まで徒歩3分!
コテージ18棟/テントサイト20張
夕陽と星空が自慢の、大切な人と過ごすキャンプ場
************************